本当は憧れてた

幼いころ、某夢の国のアニメが大好きでした。
特にプリンセスのお話。
王子様と結ばれてハッピーエンド、というのがよくあるオチですよね。

いつか自分もお姫様みたいにドレスを着て、それこそウェディングドレスを着て、好きな人と幸せになりたいという夢を持ったこともありました。

彼女たちはどんなに辛い状況でも前を向いていて、人を惹き付ける魅力があるからこそ愛されるんだと思う。
すごく良い子だし。

私はどちらかと言うと性悪で、良いところなんか一つもない。

昔から自分が大嫌いで、自信が持てなくて、マイナス思考に陥って……私なんかが幸せになれるわけがないと最初から決め付けて。

10代の後半に失恋を経験したのもあって、夢見る少女から現実主義の女に変わってしまい、気付けば何でも最初から諦める癖がついた。

相手の優しさを素直に受け取れないひねくれ者。

交際・同棲・結婚

自分には縁のない言葉だと、どこか他人事のように見てただけに、それが訪れたとき頭が真っ白になりました。思考停止。

交際できただけでも奇跡だったのに（消極的だった私が人生で初めてアプローチした）、二人暮らしの話が決まったときは驚きで固まった。交際を切り出されたときも、え？ これは夢…？という感じで、暫く実感がわかなかったんですよね。

だからずっと憧れてた好きな人と結婚するという夢に近付けたこと、本当に嬉しい。

二人暮らしは始まりに過ぎないし、
結婚だってゴールではない。

この先も色々ぶつかるだろうけど、

二人で 楽しく、笑って、過ごしたいです。